こんにちは、nachiです。
「カウンセリングって受ける意味あるのかな?」
「どんな効果があるんだろう?」
素朴に疑問ですよね。
だって、なんか、アヤシイもん・・・。
この記事を読むと、カウンセリングがあなたに効果があるのか?効果はどれくらいでかんじられるものなのか?費用は?などがわかります。
カウンセリングを受けても意味がない理由
ちまたで「カウンセリングは意味がない!」「効果がない!」と言われている理由は、この3つの誤解からきているといえます。
・対象範囲がある
・変わらないこともある
・時間がかかる
順に説明していきましょう。
対象範囲がある
カウンセリングの対象は、カウンセリングを受ける人の内面です。
つまり、自信のなさやいつも感じるイライラ、不安感・・・などの内面的なものと、それらと結びついている他人とのコミュニケーション、繰り返してしまう行動…などです。
変わらないこともある
裏返すと、自分の内面以外は変えられないということです。
親や友人などの他人はもちろん、あなたのいる環境、経済面は変えられません。
しかし、考え方や感情が変わることで、行動が変わり、それらに大きな影響を与えることは往々にしてあります。それを目指すものがカウンセリングであるとも言えるかもしれません。
効果が出るまで時間がかかる
そして、内面の変化には時間がかかります。
なぜなら、あなたが苦しいと思っている部分は、あなたが生まれてから、あるいは、ある瞬間から、ずっとあなたを苦しめ続けてきた歴史があるからです。
カウンセリングは、それが、パッと消えてなくなるような魔法ではありません。
カウンセリングで効果のある人の特徴
では、カウンセリングで効果があるのはどんな人なのでしょうか。
自分には効果がないかもしれないと思ったら、わざわざお金をかけて受けたくないですよね。
カウンセリングにかかる費用や内容については、いずれ別記事にしようと思います。
ここでは、カウンセリングを受けて変わる人はどのような人なのかについて紹介します。
自分で考えて話せる状態にある人
ズバリ、自分で考え、自分で話したり表現したりすることができる人です。
赤ちゃんや寝たきりの高齢者に「カウンセリング」という形式は向かないということです。
同様に、現実のことなのか自分の頭の中のことなのか区別がつかないくらい混乱している時や、横になっていることがやっとの時などは、状態の改善をカウンセリングより優先すべきです。
逆に、「私は人の顔色ばかりうかがってきたので、自分の考えはなくて・・・」という方はカウンセリングに向いているといえます。
何かしらの内面のニーズを感じている人
簡単に言うと、自分でうすうす変わらないとな・・・と思っている人です。
先ほどの例で言うと、「自信をもって自分の考えを言えるようになりたい」というのは立派なニーズです。
また、「頭ではおかしいとわかっていても何度も繰り返してしまう行動を減らしたい」などもニーズです。
ここについては少しわかりずらいかもしれません。
ミソは、「意に反して」というところです。
「頭ではおかしいとわかっていても(やめられない)」とか「趣味を楽しみたいのに(やる気がでない)」とか「やらなくちゃと思ってるのに(やろうとすると吐き気がでる)」とかです。
「高級品が欲しいのに(お金がなくて買えない)」とか「仕事に行きたくない」とかとは違うわけです。
自分のために一定の期間支払い続けられる人
そして、カウンセリングにはお金がかかります。
1回(50分)のカウンセリングには、6,000~8,000円かかります。
心理検査と合わせると、10,000円以上のこともあります(ぼったくりではないですよ)。
それを、2~4週間に1度の頻度で支払い続ける必要があるわけですから、現状、自己投資できる人に限られてしまっています。
カウンセリングの効果が出るまで15回ほど
「カウンセリングって高いじゃん・・・」
「むりむり!」
って、思いますよね。
しかも、一般に「カウンセリングは〇回で効果が出ます!」とは言えません。
それは、スタートもゴールも人それぞれだからです。
でも、しいていうなら、15回です。
理由は、現在日本で唯一医療保険で受けられる「認知行動療法」が、16回までは診療報酬加算要件となっているから。
国が現状定めているんです。これは1つの目安と言ってもいいでしょう。
すると、
1回7,000円×15回=105,000円
高いように感じるかもしれませんが、自分の内面に起こった変化は一生ものです。
カウンセリングが高い理由については別記事で書きましょう。
カウンセリングを受けるか、どこで受けるか、これを機に考えてみてくださると幸いです。
おわり。
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