こんにちは、nachiです。
先日私は下のようなツイートをしました。
私も心理士として働いている自分にがっかりしたり、嫌気がさしたりすることがあります。
「やっと心理士になって働き始めたけど、つらいな…」、「やめたいけど、いいのかな」と悩んでいるあなたへ。心理士やめてもいいけど、その前に現場を変えてみるという選択肢を自分に用意してあげよう【体験談あり】
ということで、きじにしてみました。対象の方は以下の通りです。
対象読者:心理士として働き始めたばかりの方。入職して3年以内。
心理士やめてもいいけど、その前に現場を変えてみるという選択肢を用意してあげよう
卒業したり資格をとったりして、いざ心理士として働き始めると、3年くらいまでは、本当にきついです。
その理由はまた別でまとめますが、結論、「その現場で心理士を続けること」をやめてもいいと、私は思っています。
理由は簡単です。「自分ではなにもわからないから」です。
自分が人として、社会人として、心理士として、未熟だからなのか、わかりません。
だからこそ、心理士としての自分を辞める前に、その他の選択肢を用意をしてあげてもいいと思います。
私はそうやって環境を変えることで、今は心理士として少しずつ成長できている実感はあります。
今の現場を辞めても大丈夫な理由
✔ 新入社員の3年以内の離職率は30%
上記は、一般的な職業における数字です。
心理士の離職率として、明確な数字は現状わかってはいません。
少なくとも3年以内で30%は超えそうです。それだけ、あたりまえということ。
株式会社あしたのチーム. “新卒の離職率の平均は30%超。離職理由から企業が学ぶ対策とは | あしたの人事オンライン”. 明日の人事online. 2020/7/3. https://www.ashita-team.com/jinji-online/recruitment/10314 (2021/5/20)
✔ 精神疾患患者数の増加
なにかしらの精神的な失調により、精神科、心療内科を受診する方は増えています。
出典:厚生労働省. “精神疾患のデータ|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省”. 知ることからはじめようみんなのメンタルヘルス総合サイト. 2020/10/21. https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html (2021/5/19)
✔ 公認心理士の施行
1988年に臨床心理士という資格が成立してから、2015年公認心理師法が成立し、2018年には初めての公認心理師が誕生しました。方向性や支持団体、臨床心理士との相違点や移行期間など、この2つの資格だけを見ても多くのことが言えそうですが、社会として、心理職は必要視されています。
✔ 少子化は続いている
いうまでもなく、日本の少子化は進んでいます。データは調べてみればすぐわかるので割愛しますね。
経済活動や文化はある一定まで発展すると、様々な分野の専門職が増えてきます。増えてきますが、働き手の絶対数は減っているので、心理職もいろんな職種と、よりシェアする時代になると思います。3,4か所の現場、部署を掛け持ちしたり、一人の人が人事や事務、介護を兼任したり。
✔ 私の体験
ここで私の体験談も1つ入れておきたいと思います。
私は、新卒で私立の精神科単科病院に入職して、当時は「これじゃない感」が募る日々でした。当時はその明確な理由も見つけられず、さらにもやもやとしていました。
もちろん、担当病棟や外来、関連施設の心理検査やグループワーク、カウンセリングなど、やるべき業務はこなしてましたよ。
ちなみに、具体的につらかった理由については、
カウンセラーなんでつらいんだろう? 理由は5つ【あなたも当てはまるはず】に書いています。
「だけど、だれでも、いつでも、やめてばかりいるのは逃げなんじゃないの?」
その通り。私はむやみに転職を進めているわけではありません。
また、心理士が他の職業より高尚で、絶対に続けるべきだといいたいわけでもありません。
最初の働く場所は社会人の約束事を学ぶ場所。そんな程度で考えてください。周りもそう思ってますよ。
おわり。
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